長期優良住宅は、住宅ローンの金利引き下げや、税金の軽減
(住宅借入金等特別控除)など、様々なメリットがあります。
※控除等を受ける場合は、別途認定申請が必要です。
新築住宅に耐震性があるのは当たり前の事です。しかし、木の家の骨組みである構造躯体に木材の劣化等の対策を何も施していなければ、経年劣化や生物劣化で年々強度が低下してしますのです。
木材をシロアリや腐敗菌から守ることは、丈夫で長持ちする構造躯体を作るための基本であり、見えない部分だからこそ信頼性必要なのです。
(※経年劣化:年月を経て品質や性能が低下する事)(※生物劣化:シロアリや腐敗菌により性能が低下する事)
阪神・淡路大震災で倒壊した木造住宅の多くは、
これらが原因であったというのが後の調査で判明しています。
※上記の調査結果は、阪神・淡路大震災とシロアリによる被害の関連データです。調査対象地域は、神戸市東灘区の639棟。シロアリの被害及び腐巧がない421棟では、全壊(25%)、半壊(23%)、軽微・被害なし(52%)という結果が出ており、シロアリの被害及び腐巧がある218棟では、全壊(93%)、半壊(6%)、軽微・被害なし(1%)であったと報告されています。
(朝日新聞:1995年4月26日)
NEO-BASIC Ⅳ工法は、長期優良住宅への取り組みとして(公財)日本住宅・木材技術センターが認定する「木造住宅合理化システム長期性能タイプ」の認定を取得しており、併せて、住宅型式性能確認書の4つの項目である「耐震性」、「劣化対策」、「省エネルギー性」、「維持管理」を取得しています。
NEO-BASIC Ⅳ工法の構造躯体は、10年、20年経っても新築と変わらない耐震性を担保する事ができます。
「NEO-BASIC Ⅳ工法」(公財)日本住宅・木造技術センター認定
木造住宅合理化システム長期性能タイプ 認定番号:合理化L1404-01 取得
「構造用集成材」の強度は無垢材の約1.5倍!
シックハウス対策も安心
集成材とは、無垢材の節や割れなどの欠点を取り除き、良質な部分を積層することで、高い強度と安定性を実現した工業用木材です。強度は無垢材の約1.5倍。反りや曲がりなどが少なく、シックハウス新法でも最高等級(F☆☆☆☆)の安全性が認められています。
集成材は、強度・含水量・接着性能などの部材の性能表示があります。また、品質のバラツキがありません。
無垢材は、強度・含水率など表示がほとんど無く、品質にもバラツキがあります。
断面欠損の防止には金物接合を使用。
写真の左木片
在来軸組工法の接合部分(メス仕口)切り欠き量が多い(大きい)
写真の右木片
金物工法(金属接合)の接合部分(メス仕口)切り欠き量が少ない(小さい)
実際の切り欠き例
長持ちする木を作る「乾式加圧注入処理装置」。木材を最先端技術の乾式加圧注入処置釜にいれて、高圧をかける方法です。
AQ認証を取得した工場で生産されており、優良木質建材として認定されています。AQ制度は、新しい木質建材等について品質性能試験を行い、優良な製品にはAQマークの表示が認められます。つまり、AQマークはJASマークと共に、信頼の目印になります。
長持ちする木の防腐・防蟻処理
一般の防腐・防蟻処理
NEO-BASIC Ⅳ工法の乾式加圧注入処理。薬剤が内部の約80%まで浸透しているので、耐久性能が高い。
従来の塗布処理。薬剤が内部まで浸透していないので耐久性が低い。
暑い夏には遮熱、寒い冬には断熱。高断熱・高気密化により外部に逃げていた熱ロスを抑え、冷暖房用エネルギーを低減しますので、電気代の節約につながります。また、ノンフロン断熱材なので地球温暖化防止にも貢献します。
認定書
保証書
木造住宅合理化システム
長期性能タイプ
※長期優良住宅対応
NEO-BASIC工法
トータル保障システム証書
※構造躯体を対象
NEO-BASIC工法
トータル保障システム
構造躯体(木材)に起因する賠償責任が発生した場合、
20年間の大型賠償責任が付保されています。また、個人賠償責任保険付交通傷害保険特約も付いております。
※保証主 株式会社ランベックスジャパンの引き受け保険会社は、大手の損保会社となっております。
「ランベックスジャパンシロアリ保証」は、ランベックスジャパン㈱が提供する乾式加圧注入処理木材および、金属製通気パッキン(UFO-E)を使用した構造躯体を対象とする、シロアリの食害または腐朽菌による腐食に起因して発生した修繕費用に対する保証です。
●保証期間:保証開始日(引渡し翌日)より10年間
●保証限度額:最高500万円
●保証範囲:地盤面より1メートル以内の木造部分、その部分に起因する白蟻又は腐朽菌による被害の復旧にかかる費用
※主な保証の条件
●施工申請者が所定の手続きを行い、対象住宅をランベックスジャパン㈱に登録すること。●保証開始後5年目の定期点検を行い、点検結果をランベックスジャパン㈱に報告すること。●延べ床面積500㎡未満の住戸であること。●通気パッキン(UFO-E)の床下換気性能を確保するため、防鼠材と水切りを併用し換気性能の適切な維持管理を行うこと。
摩擦減震パッキンUFO-E 製品ラインナップ
シロアリは湿気があり風のない環境を好み、腐朽菌も同じく湿気のある環境で繁殖します。
基礎と土台の間に金属製通気パッキン(UFO-E)を設置して、20ミリの隙間を設けることにより床下全域を換気することができます。換気により床下から湿気を排出し、気流をつくることで床下をシロアリの発生や腐朽菌の繁殖しにくい環境にします。この状態を維持することで、建物の耐久性や建材の持つ性能を十分に発揮させることができます。UFO-Eはアンカーボルトの場所や柱下に加え、UFO-E同士の間隔が1メートル以上開かないように基礎全体に配置して、床下全域の通気を確保します。UFO-Eの素材は亜鉛合金で地震時の建物を減震する機能を備え、薬剤や雨風に対しては表面酸化により内部浸食を防ぎ減震・通気性能を維持します。また、円筒形であることにより通風時の空気抵抗が小さく床下換気をスムーズにします。